北里大学獣医学部 動物資源科学科 動物飼育管理学研究室 Laboratory of Animal Feeding and Management, Department of Animal Science, School of Veterinary Medicine, Kitasato University

北里大学獣医学部 動物資源科学科 動物飼育管理学研究室

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新着情報

2021.4.29

畜産農家向けヒートストレス予報  “ちくさん天気”  を開発しました。

 

◆当研究室、株式会社ウェザーニューズ、当研究室発ベンチャーのライブストックジャパン合同会社が、家畜の生産性に影響する気象変化を高精度で予測し、暑熱・寒冷ストレスのリスクを表示するシステム“ちくさん天気”を開発し、無償トライアルサービスを開始しました。

◆今回開発した『畜産農家向けヒートストレス予報 “ちくさん天気”』は、事前に家畜(乳用牛、肉用牛、子牛、豚、鶏)に対する暑熱・寒冷ストレスのリスクを把握するためのTHIと、各家畜に対する熱ストレスの度合いを予報として畜産農家に提供する、これまでにないサービスです。

◆家畜の種別(乳用牛、肉用牛、子牛、豚、鶏)と地点を選択すると、ユーザー専用のページが表示され、過去24時間と24時間先までのTHI(実績値・予測値)と、THI の週間予報が確認できます。設定した家畜の種別に合わせて、THIに応じたストレス度合いを色別で表示し、対策が必要な日や時間がひと目でわかります。

◆さらに、気候関連の危険や自然災害に対応できるレジリエンス構築の実現を目指している持続可能な開発目標:SDGsの達成と、家畜の快適性に配慮した飼養管理を目指すアニマルウェルフェアの実践にも寄与するものです。

◆詳細は、ライブストックジャパンHPをご覧ください。http://livestockjapan.com/

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2021.4.16

ついに社会実装を実現![画像認識AIを活用した牛の分娩監視システム]

北里大学獣医学部 動物飼育管理学研究室(青森県十和田市)とノーリツプレシジョン株式会社(和歌山県和歌山市)が、画像認識AIで牛の分娩兆候を非接触で検出して飼養者へ通知するシステムを新たに開発・製品化しました。

 

この開発により、養牛農家では、これまで昼夜を問わず行われていた分娩監視にかかる労働負担が軽減するとともに、分娩兆候通知メールによって適切な介助が実現することにより、分娩事故の低減が期待されます。

 

詳細は、以下をご覧ください。

https://livestockjapan.com/

http://ushi-waka.noritsu-precision.com/

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2021.2.5

2/22オンライン開催『肉用牛繁殖技術シンポジウム』のご案内

(一社)全国肉用牛振興基金協会主催の『肉用牛繁殖技術シンポジウム』において、本研究室の鍋西が講演を行います。

同シンポジウムでは、肉用牛の繁殖性の改善・向上のために必要な情報を学ぶことができます。

Zoomで配信しますので、職場やご自宅からお気軽にご参加ください。

 

申込方法などの詳細は、以下をご参照ください。

https://agri.mynavi.jp/2021_02_04_146492/

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2021.2.2

2020年度 酪総研シンポジウムのご案内

雪印メグミルク株式会社 酪農総合研究所(酪総研)主催のシンポジウムにおいて、本研究室の鍋西が講演を行います。

今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、WEBでの開催となっておりますので、どこからでもどなたでも参加(視聴)が可能です。

【スケジュール】

2021年2月1日(月)~2月21日(日) 講演配信(録画)、質問受付

2021年3月3日(水)10:00~12:00  講演録画 再配信

2021年3月3日(水)13:00~15:00  総合討議配信(Live)

 

申込方法などの詳細は、以下をご参照ください。

https://www.rakusouken.net/symposium/info/event_201201.html

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2021.1.29

本研究室において、肉用牛繁殖農家や技術者向けのスマートフォンアプリとして、繁殖雌牛に対する適切な飼料給与量やバランスを助言できる『飼料設計アドバイスシステム(フィードバランサー)』を新たに開発しました。

2021年1月30日から公開致します。

詳細は、以下をご参照ください。

https://livestockjapan.com/

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 研究室について

・研究室について

 農用動物(家畜=牛、羊、豚、鶏など)の飼育目的は乳、肉、卵、毛などの生産物(主に動物性タンパク質)を得ることにあります。動物飼育管理学研究室では、これらを効率よく生産するためにより高い能力の発揮を目指し、生産機能(消化・吸収、成長、泌乳機能など)と、その調節機構を明らかにするとともに、動物の扱いなどの改善によって、より良い生活環境を提供できる飼育管理技術などの開発をおこなっています。

 さらに近年では、ICT(情報通信技術)やAI(人工知能)技術を畜産分野へ取り入れる先進的な取り組みを行っています。

・研究室で扱う対象

農用動物の生産を中心として、動物の能力開発から適切な飼育法まで幅広く対象としています。

①家畜そのものを扱う:個体維持・生産機能(消化機能・代謝機能・行動・成長・泌乳)

1)体の中でおきていること(消化機能・代謝機能)

2)体の外に現れるもの(行動・成長)

②動物を取り巻くものを扱う:飼料・飼育環境・畜舎内環境・生産物

  アニマルウェルフェアを考慮した家畜の生産・飼育管理技術

  キーワード:  成長と発達、消化調節機能、生産とストレス、家畜の生活の質、行動解析、

          外部環境と生体リズム、内分泌制御機構、ICT(情報通信技術)、

                          AI(人工知能)

 研究トピックス

・研究トピックス

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